ネットフリックスで大人気となった梨泰院クラスのキーマン「チャン・デヒ」を取り上げようと思います。
一方から見れば「冷徹な利益主義者」しかし、他方から見れば「長家を一代で築き上げた凄腕経営者」
そんな二つの顔をもつ「チャン・デヒ」の真の姿に迫ります!
梨泰院クラス「チャン・デヒ」とはどんな人物?
長家の会長チャン・デヒは、一代で会社を国内外食産業トップにまで成長させた創業者。
彼は貧しい幼少期を過ごし、4人兄弟の長男として育つ。
弟たちが飢え死にするという壮絶な経験をし、チャン・デヒは家族を飢えさせず十分に食べさせるために長家をつくった。
長家をつくるきっかけとなったのは何を隠そう「家族」のため。
しかし、熾烈な企業競走を勝ち抜いていくたびに、「家族」のためという気持ちが薄れ、いつしか「長家」のためへと変わっていった。
これが、冷徹な利益主義者が誕生した経緯。
チャン・デヒ役の俳優さんは?
ユ・ジェミョン
・生年月日:1973年6月3日
・出身地:韓国釜山広域市
・主な出演作:恋のスケッチ〜応答せよ1988〜、ビースト
びっくりしたのが年齢です。
実年齢は撮影当時だと40代だそう。
これも演技力。悪役が素晴らしいと物語全体が締まります!
チャン・デヒの心に残る名シーン
チャン・デヒと言えば、最後にやられるヒール役なんですが、セロイが追いかけるほどに優れた経営者でもあるんですね。
僕が選ぶチャン・デヒの名シーンをご紹介します!
「長家か息子か」
第10話にて、「チャン・デヒ」の息子が犯した罪(チャン・デヒが事故を隠蔽しようとした罪も含む)が明らかとなり、息子を守るか?長家を守るか?といった場面。
しかし、最終的に彼が選んだのは「長家」だった。
チャン・デヒの謝罪会見で、息子のしたことに対して謝罪します。
「すべて親の私が悪いのです」
「息子は、10年前のひき逃げ事件で立件されました。」
「証拠がなく、息子は無罪となるでしょう」
「息子が初めて検察に出頭した日、帰ってきて私にこう言いました」
「10年前のひき逃げは”僕がやった”と」
息子が事件を起こしたことを知らなかったということにして、長家を守ったのです。
息子は裏切られたと父に怒ります。
そして、パク・セロイらは、うまく事件隠蔽についてごまかされることになったのです。
名シーン② 「チャン・デヒ」の最後
チャン・デヒは最後、病に倒れます。
残りの人生がわずかという状況になっても、最後まで長家を守り抜こうとします。
また、人生最後の目的「パク・セロイに土下座して詫びさせる」ことに全力を注ぎます。
そして、最終話。
チャン・デヒの息子が復讐として、イソを誘拐し監禁します。
その居場所をセロイがチャン・デヒ訪ねたとき、「土下座したら教えてやる」といいます。
そしてセロイは信念を捨て土下座をします。
チャンデヒは居場所を紙に書いてセロイに渡し、こう言います。
「土下座した気分は?」
セロイ「情けないです」「会長の気分はどうですか?こういう風に土下座させて嬉しいですか?今まで復讐だけを胸に生きてきました。
セロイ「チャン・デヒ”憎き敵”僕を地獄に突き落とした人でありながら、すごい男でした。価値観は違えど、リスペクトしていました」
セロイ「だから、あんたに勝つことに人生を捧げてきた。この戦いにはそれほどの価値があったのです。それほどの男が、勝つために人質事件を利用するとはね」
セロイ「こんな老いぼれのあとを十数年も追ってきたとは、情けなくてたまらない」
チャン・デヒは、思うような反応ではなく、とほほとなりました。
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